2009年03月11日
長けりゃいいのかよ!~(3)長けりゃいいんだよ!
2009年03月10日
記事差し替えのご案内
日暮里の駄菓子問屋で総ダイキャストのチープガンを発見して記事を書き始めてたんですが、いろいろ調べてみたら金属部品が50%を超えたら模造拳銃になるっていうじゃないですか!
なので急遽記事を差し替えときました。ちきしょー。んなアブナイもん駄菓子問屋で売るなよ!
ということで、警察に問い合わせのメールを入れました。
結果は改めてお伝えしますね。
なので急遽記事を差し替えときました。ちきしょー。んなアブナイもん駄菓子問屋で売るなよ!
ということで、警察に問い合わせのメールを入れました。
結果は改めてお伝えしますね。
2009年03月10日
長けりゃいいのかよ!~(2)意外なバランス
しかしテッポーはやっぱタマを飛ばしてナンボ。格好は二の次。特にチープガンの場合はカタチに多くを求められないわけですから。
さてさてコイツの性能はいかがなもんでしょ?
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2009年03月09日
長けりゃいいのかよ!~(1)
昨日もお伝えしたとおり、もとよりダメ銃ばかりのチープガンの世界でも一目でダメ銃の中のダメ銃とわかるポイントとして、「木グリ風」「ベレッタ系」というのがあります。このどちらかの条件を備えたテッポーはまず非力で、タマはあさっての方向に飛びます。調べてみたらこれまで該当するものが7挺ありましたが、もれなくそんな結果でした。そんなテッポーでも扱わなくちゃならないほど今やチープガン市場は閑散としてまして。
が、ですよ。実はこのテッポー、そんな常識を覆して余りあるほどのポテンシャルを秘めていたんです。
人もテッポーも見かけによらぬものですなぁ。
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2009年03月08日
長けりゃいいのかよ!~序章
よく知ってるよ。オクでもまだ見かけるよね。
P207だって? ハハ。よくある型番だ。いかにも中華って感じだな。
ともかく今日のところはいいよ。帰った帰った。
なんでかって? そりゃユー、時間の無駄だよ。
ユーの実力なんていちいち見るまでもないさ。
だって木グリ風だろ? 悪いけどこっちはチープガンのプロなんだぜ。木グリ風がもれなくダメ銃だってことぐらい百も承知さ。
これまでもずいぶん騙されてきたけどね。
いや、騙されるのは承知で買ってきたんだ。そしてみんな期待を裏切らなかったよ。ましてこの世界では悪名高いベレッタ系とくりゃね。
しかも問屋で500円だって? 1年以上も前のモデルでその値段じゃな。
え? 自分は生い先短いからせめて見るだけでも見てくれって?
ん? 不治の病なんです・・・って? どうしたんだ? 身なりはチャチだがどこも悪そうに見えないけど?
私はガンですって?
そりゃ・・・ユーはもともとGUNだろ!
わかったわかった。
見るだけ見てあげよう。ただしこっちも眼が肥えてきてるんでね。ダメならそこで打ち切るぜ。
え? 他に見るものないくせにだって?
ユーねぇ・・・人の足元を見るんだな。
そりゃ確かにブツは少ないよ。苦労してる。でもね、ユーみたいな木グリでベレッタ系のダメ銃を扱うほどおめでたくはないんでね。
ん? とにかく見てくれって?
よし。そこまで言うなら見てやろうじゃないか。
(続く)
2009年03月07日
奇跡の弾道を目指して(1)~モデル選定
まず実験用のチープガンを選定します。
一口に中国製チープガンといっても玉石混交でして、かつてご紹介したXKシリーズのように樹脂製バレルながら5~7m程度までならかなりまっすぐ飛んでくれるテッポーも最近は出始めています。そういうテッポーはバレルもわりとタイトに収まってますし、そのバレル自体も樹脂製にしては比較的精度がいいらしく、特にあちこちいじらなくても、マルイ並みとまではいかないものの韓国製の安いエアコキと比較したらほぼ同等かそれ以上のパワーやグルーピングを見せてくれたりもします(とはいえ、そんなチャンピオン・チープもやっぱタマに変な回転がかかっていることに変わりはなく、7mを超えると一気にグイグイ曲がり始めるんですけど)。
インスタントラーメンでいうと「中華三昧」みたいなこの手の良質なチープガンは置いときまして、それこそ箸にも棒にもかからない典型的なチープガンこそが今回の実験にはふさわしいと思います。実際、ありあわせのもので試した仮実験で奇跡の弾道を見せてくれたのもそんなザ・チープでありました。

中身はなんちゃってハイキャパとS&Wのハーフ。かつてご紹介した「標準」チープガンとほぼ同じ金型から出てきたものと思われますが、実はこのテッポー、2007年の夏にオイラがいちばん最初に手にしたチープガンとほぼ同じ中身であったりします。
構造はまさに典型的な中華チープガンのそれ。「チャンバー単純固定型」とでも名づけておきましょう。チャンバーとバレルのユニットがトリガーの上あたりで貫き通しの柱数本で固定されているもので、マズルが緩いと発射方向自体が左右どちらかにブレがちです。しかし貫き通しが複数あればまだいい方で、小型のチープガンになるとここを1点で支えていたりもします。
あえてスペックを語ればパワーは0.12Jほど。かつては標準でも0.2Jぐらいあったんですが、最近はいろいろと世間がやかましいせいか、そうとうパワーを落としています。ともあれ手元にある最新のP31だと0.12g弾で初速は45~47m/secといったところ。0.2g弾だと3mでお辞儀してしまうほど貧弱です。精度はグルーピングなどということを云々するに値しないレベル。えぇ、すべてがフライヤーですw
どうです。いじり甲斐があるでしょ。
(でも前途多難だなぁ・・・)