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2009年03月01日

奇跡の弾道を目指して(予告編)

奇跡の弾道を目指して(予告編) 夥しい数の中国製チープガンを買い漁ってきては半ば自虐的にその見てくれや性能の悪さをご紹介し、まともなエアガンやモデルガンをきちんとメンテしつつ愉しんでいらっしゃる正統派の諸先輩に仄かな優越感を抱いていただいてまいりましたのがこの「チープガン魂。」でありますが、そのテッポーの数たるや、あまりにひどすぎてご紹介できなかったものや少し良さ気だったために予備まで買ってしまったようなものまで含めると軽く100挺は超えています。それらは車庫の一角に堆く積み上げられているんですが、そのほとんどはあまりにパワーがなかったり精度が悪かったりしたために、撮影して数発撃っただけでそれ以降は箱からも出していないようなものばかり。置き場もほぼ限界に近いことは何度かここでもグチグチ申し上げてきたとおりです。
 まぁ置き場は何とかするとして、これらチープガンとて樹脂のタマを弾き出すために生をうけた立派なテッポーたちであります。口には出さずともマルイのエアコキのごときまっすぐな弾道のタマを弾き出してみたいと、絶望的な暗い箱の中で密やかに夢見ているのではないかと・・・って、いえいえ、オイラが夢見てるんですよ。
 そこで思い立ちました。それこそ夢のような話を。このチープガンの弾道をウソみたいにまっすぐにしてみたい、と。しかもチープガンのチープガンたる証しである樹脂バレルをそのまま使って。だってバレルを金属製にしたら真っ直ぐ飛ぶことはもう実験済みだし、バレルを取り替えた時点でわが日本チープガン連盟の規定だと公式競技用チープガンとは認められないですしね(ってオイラが決めた規定ですがw)。
 そうとうハードルの高い目標であることは百も承知。でもちょっとした思い付きでやった仮の実験で、たった数回ではあるんですがほんとにできちゃったんです。
 あれは奇跡の弾道でした。車庫の奥から家の前の土手に向かって放った0.12g弾が、まるでジャリ銃のように控えめな勢いではあるものの、左右どちらにもブレることなくひたすらまっすぐ、ホップ独特の健気な伸びをかすかに湛えたまま、10mほど先の生垣にすーっと吸い込まれていったのですよ。
 今も眼に焼きついて離れません。あれを何とか再現しなければ。もしかしたら、すべてのチープガンをあのクソ弾道から救い出すことができるかも・・・
 いま、ちょっとした仮説が脳裏にあります。その仮説がチープガン魂を燃え滾らせております。
 長期連載になりそうな気配であります。


タグ :チープガン

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