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Posted by ミリタリーブログ at

2008年07月28日

「カラシニコフ自伝」~世界一有名な銃を創った男

 AKに対して別に強い思い入れがあったわけでもありません。特に好きな銃でもなかったし、持っているものといえばマルイのミニ電動ガンぐらい。むしろ縁遠い銃だった気がします。
 しかし雑誌の特集で、米国の長物に比べてメンテナンスが非常に楽だといわれるAKのシンプルでよく考えられた構造を知って以来、それを設計したカラシニコフという人物そのものには大いに興味が湧きました。
 この本は本人の独り語りの形をとっていますが、実際は女性ジャーナリストが聞き書きしたもの。数奇な運命をたどったカラシニコフ自身の生涯、そして彼の手を離れて独り歩きしたAK47の歴史もさることながら、一人の実直な軍人の眼を通して語られる様々なエピソードはソビエト連邦やソビエト軍の歴史を知る上でも貴重な史料になるでしょう。
 AK派は必読ですが、そうでない人にも純粋に面白い本です。



  

Posted by こたに大将 at 00:02Comments(0)銃エッセイ

2008年06月04日

ブローバックなんかいらない!?

 好きなんですよ。固定スライドが。まじで。早い話、実はブローバックが苦手なんです。
 確かに実銃を理想とするならブローバックの方がリアリティがあってスリリングなのかもしれませんけどね。でもオイラってば実銃なんか撃ったことないし、幼い頃の銀玉テッポーが基準なので今さらリアリティもクソもなかったりします。
 もちろん反動を利用して動的に次弾がスタンバイされて後は軽いトリガーで撃てるという意味でもブローバック銃は合理的にできてる気はします。ただ、ブローバックの衝撃で撃つたびに銃口がずれるのを修正できるほど手首が柔らかくはないオイラです。
 もっとも固定の方はワントリガーでスタンバイから発射までのアクションをやらなくちゃならない分、トリガーの引きしろが長く、しかも重いため、こちらは撃つまでに照準がずれてしまいがち。なのでけっきょく同じではあるんですけど。  続きを読む

Posted by こたに大将 at 00:02Comments(2)銃エッセイ

2008年05月28日

一発の重み

 最近、ニューモデルアーミーが俄かにマイブーム。そこから派生して久々にリボルバーをいじっています。
 この回転式の銃というやつはそれ自体いろいろと奥深いんですが、今さらながら考えさせられたことがありました。
 それは一発の重み。
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タグ :BB弾

Posted by こたに大将 at 00:02Comments(5)銃エッセイ

2007年10月31日

取り替える女と溜める男 ~男と女と引金と(4)

 女が旧い恋をさっぱり棄てて新しい恋で置き換えてしまうのに対し、男はなぜかすべての恋を後生大事に積み重ねていく。だから男はよくリバイバルに胸を躍らせる。それは男が焚きつけるものであり、女はたまたま恋の空白にあった場合のみ、リバイバルではなく「置き換え」として火遊びに興じるのである。
 銃のラインナップはすでに2桁。もちろん最近買ったものに触れる時間が圧倒的に長いが、ふと旧い銃に触れてみるとまた別の良さを感じて心が移ったりもする。
 もし自分が女だったら旧い銃は逐次処分していただろうか。


 男と女と、引き金と。


 

  

Posted by こたに大将 at 22:55Comments(0)銃エッセイ

2007年10月30日

オトナでなければ遊べない ~男と女と引金と(3)

 雌雄の営みはもともと子をなすための行為でありながらいつか遊戯になった。人類は生殖に必要な体液の受け渡しを人工的な皮膜その他で寸断するなどしてそこから快楽のみを取り出すことに成功したからだ。
 エアガンも同じ。銃は人や獣を傷つける道具であるはずなのに、破壊力を格段に弱めた弾で害のない的を狙うことにより安全な遊戯となった。
 しかし子をもうけられない状況を知りつつ避妊を拒む男がいるように、エアガンの使い手の中にも罪のない生き物を傷つける輩がいる。幼稚な残虐性だ。遊ぶならオトナにならなくては。



 男と女と、引き金と。

  

Posted by こたに大将 at 23:20Comments(2)銃エッセイ

2007年10月29日

女も撃つ側 ~男と女と引金と(2)

 女は抱かれているようで実は抱いている。心理学の本にそんなことが書いてあった。もっとも相手の男を抱いているわけではない。相手の男に自分を投影して自らを抱くのだそうだ。つまりは男を通じた自慰行為か。手鏡にされる身が少し哀しくなる。
 ともあれ男が撃つ側、女が撃たれる側だとばかり思っていたが、実はともに撃つ側だった。そういえばかつて銀幕でセーラー服姿の薬師丸ひろ子が機関銃を乱射した後で「快感・・・」と言い放っていた。
 シューティングも男だけの遊戯とは言い切れそうにない。撃つ本能は女にもある。




 男と女と、引き金と。



 モデル:黒柳陽子 (→Homepage


 

  

Posted by こたに大将 at 19:00Comments(3)銃エッセイ

2007年10月28日

やがて豪華なハーレムに ~男と女と引金と(1)

 生来の浮気性か、気がつけば連中の数は片手で数えられなくなっている。毎晩取っ替え引っ替えで弄ぶ。お勤めのように1発で済ませる日もあれば、興に乗せてくれる相棒ならそれこそ時の経つのも忘れて精魂果てるまでつきあう。
 ツンデレ、癇癪持ち、じゃじゃ馬。日々いろんなのを相手にしているおかげで図らずも僕はずいぶんタフでスキルフルな男になりつつある。これなら両手に余るハーレムになっても持ち堪えられる。
 さて今夜のパートナーは「ワルサーP38」。ルパン三世の愛したドイツ娘。もうキミのツボはわかっている。


 男と女と、引き金と。


 

  

Posted by こたに大将 at 20:52Comments(0)銃エッセイ