2008年07月28日
「カラシニコフ自伝」~世界一有名な銃を創った男
AKに対して別に強い思い入れがあったわけでもありません。特に好きな銃でもなかったし、持っているものといえばマルイのミニ電動ガンぐらい。むしろ縁遠い銃だった気がします。
しかし雑誌の特集で、米国の長物に比べてメンテナンスが非常に楽だといわれるAKのシンプルでよく考えられた構造を知って以来、それを設計したカラシニコフという人物そのものには大いに興味が湧きました。
この本は本人の独り語りの形をとっていますが、実際は女性ジャーナリストが聞き書きしたもの。数奇な運命をたどったカラシニコフ自身の生涯、そして彼の手を離れて独り歩きしたAK47の歴史もさることながら、一人の実直な軍人の眼を通して語られる様々なエピソードはソビエト連邦やソビエト軍の歴史を知る上でも貴重な史料になるでしょう。
AK派は必読ですが、そうでない人にも純粋に面白い本です。

しかし雑誌の特集で、米国の長物に比べてメンテナンスが非常に楽だといわれるAKのシンプルでよく考えられた構造を知って以来、それを設計したカラシニコフという人物そのものには大いに興味が湧きました。
この本は本人の独り語りの形をとっていますが、実際は女性ジャーナリストが聞き書きしたもの。数奇な運命をたどったカラシニコフ自身の生涯、そして彼の手を離れて独り歩きしたAK47の歴史もさることながら、一人の実直な軍人の眼を通して語られる様々なエピソードはソビエト連邦やソビエト軍の歴史を知る上でも貴重な史料になるでしょう。
AK派は必読ですが、そうでない人にも純粋に面白い本です。

Posted by こたに大将 at 00:02│Comments(0)
│銃エッセイ