2007年10月31日
取り替える女と溜める男 ~男と女と引金と(4)
女が旧い恋をさっぱり棄てて新しい恋で置き換えてしまうのに対し、男はなぜかすべての恋を後生大事に積み重ねていく。だから男はよくリバイバルに胸を躍らせる。それは男が焚きつけるものであり、女はたまたま恋の空白にあった場合のみ、リバイバルではなく「置き換え」として火遊びに興じるのである。
銃のラインナップはすでに2桁。もちろん最近買ったものに触れる時間が圧倒的に長いが、ふと旧い銃に触れてみるとまた別の良さを感じて心が移ったりもする。
もし自分が女だったら旧い銃は逐次処分していただろうか。
男と女と、引き金と。
Posted by こたに大将 at 22:55│Comments(0)
│銃エッセイ
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