2009年04月01日
魂の休息。

新しい年度を迎え、多くの人々が気持ちも新たに出発するこの日。我がチープガン魂にも大きな転機が訪れています。かねてからお伝えしてきたように、折からの不況の煽りで駄菓子屋の店頭でも問屋でも中国製エアガンの入荷は昨年同時期の半分以下のペースに落ちており、時を待たずして題材に事欠くことは必至の情勢となりました。
その中にあっても苦し紛れの出し惜しみ上中下分割や重箱の隅をつつくような記事引き延ばしなど様々な小手先の技で何とか毎日0:02の連載を欠かさずにまいりました。それはあたかも本来ピザ1枚分であるはずの生地を延ばしに延ばして餃子の皮なみに薄くして焼いているようなものであります。
週刊や不定期では絶対に続けられないというのは過去に経験済みでして、2001年11月から続けている250字コラムも日刊であるからこそ足かけ8年も欠かさずにこられたのであり、我がチープガン魂もまた、どれほどつまらない題材であっても日刊でなければならないという根拠のない拘りの精神があるからこそ今日まで1年以上にわたって続いてきたのであります。
しかし矢は尽き刀は折れ、満身創痍となった昨今、延ばしに延ばした生地も餃子や春巻きの皮どころか向こうが透けて見えるほどの薄さに至り、破綻は時間の問題となりました。
潮時であります。お休みさせていただきます。もう駄目です。続けられません。
日刊の呪縛から逃れたいのであります。24時間ほど。
Posted by こたに大将 at 00:02│Comments(0)
│銃エッセイ