2009年03月02日
タイムカプセル
最近はお見せできるものが少ないこともあって、ひたすら長い文章ばっかし書いて場をつなぎ、胡散臭さにいっそう磨きのかかってきた小谷です。
さて長期戦になりそうな「奇跡の弾道」はリアルタイムでいろんな実験をしなくちゃならないものですから、それこそ思い出したようにポツポツと出すことにしまして・・・
先日、フジテレビ開局50周年番組の一つとして歌謡曲の50年史みたいなやつを4時間ぶち抜きでやってました。久々にまっすぐ帰った金曜日、途中からではあったものの缶チューハイを片手にこの番組を最後まで堪能してしまったオイラであります。
特に燃えたのは世代的にやっぱ80年代頃の歌でして、聖子やら明菜、おニャン子なんてのが流れると、鼻歌まじりに即座に当時の自分の年齢を計算しては郷愁にひたったものです。
あの日あの頃。本気でその年のことを知りたければ、たとえば1985年ならこういうふうにWikipediaでまとめてあったりもしますね。しかしこの時代のトイガン事情なんてさすがにここには書いてないし、ましてチープガン事情なんか絶対にわかるはずがありません。
そういう意味でこうしてblogというカタチでリアルタイムのチープガン事情を綴っていくことにもそれなりにマニアックな意義はあるのではないかと。20年後にもしこのblogが何らかのカタチでネット上に残っていたとしたら、押入れの奥から出てきたチープなおもちゃのテッポーの素性や時代背景を知るよすがぐらいにはなるということです。
ということで未来から検索される方のために2009年3月現在の中国製チープガン事情を総括しておくことにしました。いわばタイムカプセル。
<2009年3月の中国製エアガン事情>
日本メーカーのエアガンをコピーしたものが中心で、機能も性能も日本や韓国、台湾のそれにはまったく及ばない。外観はヒケやバリも多く極めて粗悪。モナカ構造であり、ごく一部を除いてはハンマーをはじめほとんどのパーツが一体成型。金属製のウェイトで若干の重みをつけたモデルもあるものの、ハンドガンではほとんどが300g未満。6mmBB弾を使用し、威力は標準的なハンドガンで0.1~0.2J程度。ほとんどが精度の低い樹脂製バレルであることに加えてマズルがゆるいものが多く、照準とは違う方向へ弾が飛び出すものも少なくない。レーザーポインタは規制のため2008年から流通前に箱から除去されるようになったものの、別の付加価値をつけるためLEDライトを装備しているモデルも少なくない。ランナーから切り離された痕跡を残した粗悪な軽量BB弾が付属。東京マルイのエアーコッキングガンの18歳以上向けHOP UPタイプが2千円台の売価であるのに対し、平均的な価格は駄菓子屋の店頭で100円から500円の間、高いものでも1000円を超えるものは稀。そうした粗悪な中国製エアガンをネットオークションで「威力抜群」などと謳って売りつけようとする悪質な業者もいるものの、ほとんど入札もなく在庫を持て余している。
なーんつってね。
しかし20年後ってどうなってるんでしょ。中国製のエアガンなんて高くて手が出なくなってたりしてw
いやいや、あながちそれも冗談で済まされないと思わせるような進歩がチープガンの世界では起こってました。かつてもご紹介したXKシリーズなんてかわいい方です。
新しいブツが出てこないとぼやきながら、2ヶ月ぶりに問屋に行ってみたらちゃんとあったんですよ。近々ご紹介しますので。
さて長期戦になりそうな「奇跡の弾道」はリアルタイムでいろんな実験をしなくちゃならないものですから、それこそ思い出したようにポツポツと出すことにしまして・・・
先日、フジテレビ開局50周年番組の一つとして歌謡曲の50年史みたいなやつを4時間ぶち抜きでやってました。久々にまっすぐ帰った金曜日、途中からではあったものの缶チューハイを片手にこの番組を最後まで堪能してしまったオイラであります。
特に燃えたのは世代的にやっぱ80年代頃の歌でして、聖子やら明菜、おニャン子なんてのが流れると、鼻歌まじりに即座に当時の自分の年齢を計算しては郷愁にひたったものです。
あの日あの頃。本気でその年のことを知りたければ、たとえば1985年ならこういうふうにWikipediaでまとめてあったりもしますね。しかしこの時代のトイガン事情なんてさすがにここには書いてないし、ましてチープガン事情なんか絶対にわかるはずがありません。
そういう意味でこうしてblogというカタチでリアルタイムのチープガン事情を綴っていくことにもそれなりにマニアックな意義はあるのではないかと。20年後にもしこのblogが何らかのカタチでネット上に残っていたとしたら、押入れの奥から出てきたチープなおもちゃのテッポーの素性や時代背景を知るよすがぐらいにはなるということです。
ということで未来から検索される方のために2009年3月現在の中国製チープガン事情を総括しておくことにしました。いわばタイムカプセル。
<2009年3月の中国製エアガン事情>
日本メーカーのエアガンをコピーしたものが中心で、機能も性能も日本や韓国、台湾のそれにはまったく及ばない。外観はヒケやバリも多く極めて粗悪。モナカ構造であり、ごく一部を除いてはハンマーをはじめほとんどのパーツが一体成型。金属製のウェイトで若干の重みをつけたモデルもあるものの、ハンドガンではほとんどが300g未満。6mmBB弾を使用し、威力は標準的なハンドガンで0.1~0.2J程度。ほとんどが精度の低い樹脂製バレルであることに加えてマズルがゆるいものが多く、照準とは違う方向へ弾が飛び出すものも少なくない。レーザーポインタは規制のため2008年から流通前に箱から除去されるようになったものの、別の付加価値をつけるためLEDライトを装備しているモデルも少なくない。ランナーから切り離された痕跡を残した粗悪な軽量BB弾が付属。東京マルイのエアーコッキングガンの18歳以上向けHOP UPタイプが2千円台の売価であるのに対し、平均的な価格は駄菓子屋の店頭で100円から500円の間、高いものでも1000円を超えるものは稀。そうした粗悪な中国製エアガンをネットオークションで「威力抜群」などと謳って売りつけようとする悪質な業者もいるものの、ほとんど入札もなく在庫を持て余している。
なーんつってね。
しかし20年後ってどうなってるんでしょ。中国製のエアガンなんて高くて手が出なくなってたりしてw
いやいや、あながちそれも冗談で済まされないと思わせるような進歩がチープガンの世界では起こってました。かつてもご紹介したXKシリーズなんてかわいい方です。
新しいブツが出てこないとぼやきながら、2ヶ月ぶりに問屋に行ってみたらちゃんとあったんですよ。近々ご紹介しますので。
Posted by こたに大将 at 00:05│Comments(0)
│銃エッセイ