2009年02月06日
チープ道再考(3)~削る快感
ちょうどコンマガか何かでボブ・チャウ的ないじり方の連載をやっていたのを目にして、まさに見よう見まねでゴリゴリやったものです。さすがに日本のメーカーのン万円もするテッポーとなるとここまで大胆にはできないですからね。失敗してもダメ元で諦められるチープガンならではの思い切った挑戦です。
結果、ちょっと世の中にあまりないような個性的なテッポーになりました。長めの鼻はバレルが飛び出すほど短くしてあります。もっとも、世の中にないということはきっと誰もほしがらないからだとも思いますがw
コイツは塗装についてもけっこう工夫しました。シルバーをさらっと塗った上に再びツヤのある黒を薄塗りし、最後にツヤ消し黒をたっぷり覆わせてから一度ツルツルに磨き、さらにエッジの部分をこすって深層のシルバーを出すという、実に手の込んだ作業をしています。
まぁ塗装以前にコイツはめいっぱいエッジを削りましたよ。ルーターでゴリゴリグリグリと。
ただ、ちょっと雑な作業になりましたけどね。まさにボブとはチャウ。
んなわけであちこち削り過ぎな箇所も。トリガーガードなんて肉厚がそうとう薄いのに無理してゴリゴリやったらホレこの通り貫通。最初から厚さと相談して計画的にやらないとアカンですね。
ちなみにこのテッポー、マガジンが超ロングです。
鼻を短くしてもこれじゃコンパクトにはなりません。何ともバランスの悪い銃なのかもw
最大の問題点はフロントサイトがないこと。
あったりまえです。だってフロントサイトごと鼻はばっさり切ったんですから。
どのみち、サイトに合わせて狙ったところでそこへ飛ぶようなグルーピング性能じゃありませんw
ともあれ面白いテッポーになって個人的には満足であります。
Posted by こたに大将 at 00:02│Comments(0)
│新・チープガン列伝