2008年12月22日
廃墟と古戦場
これでも往年は駄菓子屋だったんですよ。少年時代のオイラが通い詰めた駄菓子屋。
ここでテッポーを買い、銀弾を買い、兵糧を買い、戦場へ向かったわけです。
こないだ1泊だけ帰省したとき、どうなってるかと思って十何年ぶりで見に行ったらこの有様でした。もう長いこと人の手が入っていないような。
おおかた想像はしてましたけどね。当時の形が残っていることじたい奇跡なのかもしれません。この状態で放っておくのもいかがなものかとは思いますがw
ともあれ早晩取り壊されるのは間違いないでしょう。写真に収めることができただけでも有難いのかも。
さて、その「戦場」の方はというと・・・
でも市街戦やってたわけじゃないっすよ。今でこそこんなに家が立ち並んでますが、ある時期まではただの荒地で、造成を経てこうなったわけです。
荒地の時代も戦場だったし、造成地だった時代も戦場でした。それぞれの段階でそれぞれの醍醐味がありましたよ。ただ、当時のコルト鉄砲(と呼ばれてたんですよ。銀弾銃が)では区画の端から端までさえも届かなかった気がします。わざと少し上に向けて放物線で撃ったりとかいろいろ工夫しましたけど。物理学を自然に学んだ幼き日でありますw
そこで40年も前に駄菓子屋を営んでいた祖母の乳母車に乗って訪れた、市街地の問屋街に行ってみましたですよ。そしたらちゃんとまだ店がたくさん残ってまして。ここ、川の上に立てられた「水上ビル」という不思議な建物群なんですが、玩具問屋や菓子問屋、それに飲み屋なんかがたくさん入ってます。
日曜日だというのに開けている店があったのでさっそく探訪。
ただ、残念ながらエアガンは置いてませんでした。聞くところによると「有害玩具」の指定を受けて売れなくなったそうなんです。ストライカーでさえダメなんだとか。愛知県教育委員会らしいっすわ。見つけたのはカネキャップ銃1種類だけ。
しかし転んでもタダでは起きないチープガン魂。「凄いテッポー」はちゃんと見つけてきましたよ。「火力」抜群の逸品です。
いずれこちらでご紹介しますね♪
Posted by こたに大将 at 00:02│Comments(0)
│銃エッセイ