週刊チープガン魂。

　毎年、５月３日と１１月３日にきっちりと年中行事のように風邪をひいていた頃がありました。学生時代なんてずっとそうだった気がします。わかっていてもなぜか体調を崩してしまうこの時期。特に５月の場合はもういいかげん寒さのぶり返しもないだろうという妙な安心感が気の緩みを生んでしまうのですねぇ。
　社会人になってそんなことは十何年なかったんですが、ここ最近またそんな悪しきサイクルが戻ってきたようです。今年は５月１日に発熱して寝込みました。何とか翌２日には這って仕事に出られるまでには回復したものの、鼻と喉にしつこいこの春の風邪は今もなお体躯のどこかにこびりついています。
　そんな病み上がりの身に鞭打ってブラックホール（浅草）→駄菓子問屋（日暮里）→プラモ屋（上石神井）という強行スケジュールに臨んだ今年の５月３日。なんと無鉄砲な・・・いや、テッポウはたくさん買ってきましたけど。

　まずブラックホールですが、目当てはジャンク銃探し。テーブルの上に乗っているものにはあまり興味がないんですよ。どちらかといえば地べたに無造作に置いてあるような薄汚れた旧いモデル。ハデなグリップのシーキャンプなんかも新聞紙の上に転がっていた掘り出しものですしね。
　次の予定の関係もあって滞在できるのはせいぜい１時間という制限の中、まずはガラクタ市のような場所に直行。テーブルの下のジャンク箱を漁ること１０分、状態の良さそうなマルイの固定ガスと得体の知れない総樹脂製チープガンをゲット。
　それだけで終わろうと思ったものの、どうも眼の隅に引っかかるものが１つ。コクサイの「ゴールドメダリスト」。前からオクで気になっていたモデルです。ひどく汚れていたんですが、店の人がちゃんと試し撃ちしてくれて動作の方はＯＫ。こりゃ再生し甲斐がありそうだな、ということで連れて帰ることにしました。
　薄汚れてるしスプリングもヘタってるだろうし、問題は満載。このヘタレを叩き直すまでいろんな意味で遊べそうです。
　ということでＢＨは滞在わずか５０分で目的を達し、次は日暮里へ。せっかく近くまで来たわけですしね。
　駅前の再開発ビルの１Ｆにある駄菓子問屋「村山商店」で新作チープガンを２点ゲット。ともに６００円。いずれご紹介しますが、チープガンも６００円なんて値段になるとそれなりのオドロキをちゃんと持ってたりするんですよ。
　ネットラジオの収録をはさんで夕方から上石神井へ。もしかしたらデッドストックのようなものがあるかもしれない模型屋があるというので偵察に行ってきました。確かにありましたよ、オイラ的にはお宝なヤツが。迷わずゲット。
　ひどい鼻水と闘いながらの強行軍。１日６挺もテッポーを買ったのは久々であります。といって、１万円もかかってなかったようなｗ
　これでしばらくネタは尽きそうにありませんな。