2007年10月04日
あいつらのマグナム~エアガン萌え史(3)

ちなみにマグナムというのはモデル名ではなく、火薬を増やしてパワーアップした弾のこと。弾をパワーアップしたら本体もそれに耐えられるよう補強が必要ですが、このマグナム弾に対応した機種の一例がクリント・イーストウッドの44口径であり、次元の38口径(「口径」については別記)であるわけです。
ともにレボルバータイプのクラシックな銃ですが、まずもってガタイが違います。写真ではその重量感の違いがハッキリしないかもしれませんが。
右のシルバーがいわゆる「44マグナム(S&WのM-629)」で左のブラックが「357マグナム(S&WのM-19)」。
44の方はこれでも砲身が4インチという短いモデルなのでまだ救いがあります。これが8インチのモデルだと冗談みたいに重くデカい銃になるため、あえてこの短いやつを買いました。何しろもともとは猟師さんなどが通常はライフルを使うような場面ですぐに準備ができない時に緊急の護身用に使うサブの銃なんだとか。
これで目の前の熊さんとか撃つわけですから、至近距離で撃ったら人の頭の半分ぐらい軽く吹き飛ばすパワーがあるそうです。たぶんあまり実用的な銃ではないのですね、本来は。エアガンの世界ではしょせんみな弾は6ミリのBB弾でパワーもほぼ平等だから関係ないんですが。
一方、ブラックの357の方は「コンバットマグナム」と呼ばれる軽快なモデル。グリップの切れ込みが機動性を象徴しています。アニメの次元大介はホルスターも使わずズボンとシャツの間に無造作に突っ込んでました。砲身は4、6、8インチの3種類ありますが、6インチのモデルが見た目にもバランスがいいのでこれを選択した次第。小さい銃は引金をひいた時にどうしてもブレやすい気がして、砲身がこれぐらいないと安心できないのです。かといって長すぎても扱いにくいですしね。
レボルバー好きとしては時間差を置いて両方とも入手しました。どちらも3000円見当。安い趣味じゃないですか。


ちなみに薬きょうは右の写真のようにはずせます。微笑ましいこだわりが嬉しい。
まだ357の日が浅いのでハッキリしたことは言えないものの、射的なら44よりもコッキングや引金の軽い357の方がブレが少ないぶん適しているかもしれません。
いかにも銃らしい銃を手に入れ、ますますエアガンが趣味らしくなってきました。不思議なもので、仕事で夜遅くなってもこいつらをいじっているだけで疲れが取れてしまいます。たまに深夜のリビングに的を立てて射的もします。腹の立つ連中の顔を想い浮かべつつ。最高のストレス解消法ですね。目覚めの爽やかさが違いますよ。
お気軽にメッセージを! 素人同士ならではのお気楽な遊び場を作りましょう。
日本チープガン連盟
Posted by こたに大将 at 00:00│Comments(0)
│エアガン萌え史
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