2008年09月29日
銅よ?
気合で臨んだ浜口京子は銅メダル。男子800mリレーは幸運の連続で銅メダル。田村で金、谷で金、ママで銅。その銅メダルすら獲れなかった星のジャパン。
銅メダルっていうのはある意味、金メダルよりもずっと奥深いドラマを見せてくれるような気がするんですよね。銅の放つ金にはない温かみを含んだ紅い輝きは、決して完璧ではない、人間らしい温かみの象徴である気がしてならないんですよ。
鉄器時代に先立つ青銅器時代。鉄を溶かすだけの技術はないものの、何とか銅だけは溶かして剣や日用品を作っていたケナゲな人々。一時は無敵だったはずの人々も、やがてつよーい鉄器を持った連中にあっさり征服されちゃうんですけどね。この情けなさといったらまさにチープガンの哀愁そのものじゃないですか。
そんな銅の赤味に魅せられたオイラは、いまマイブームの自宅メッキでいろんなものを赤銅色に染めてみました。
といっても百均で見つけてきたブツばっかしですけどw。
銅メダルっていうのはある意味、金メダルよりもずっと奥深いドラマを見せてくれるような気がするんですよね。銅の放つ金にはない温かみを含んだ紅い輝きは、決して完璧ではない、人間らしい温かみの象徴である気がしてならないんですよ。
鉄器時代に先立つ青銅器時代。鉄を溶かすだけの技術はないものの、何とか銅だけは溶かして剣や日用品を作っていたケナゲな人々。一時は無敵だったはずの人々も、やがてつよーい鉄器を持った連中にあっさり征服されちゃうんですけどね。この情けなさといったらまさにチープガンの哀愁そのものじゃないですか。
そんな銅の赤味に魅せられたオイラは、いまマイブームの自宅メッキでいろんなものを赤銅色に染めてみました。
といっても百均で見つけてきたブツばっかしですけどw。
さて、先日とは違ってヘアライン加工のないツルツルなライターであります。
表面はステンレスメッキがしてあるんですけどね。
コイツをじっくり漬けてみましょう。
と、こんなふうになります。
30分漬けてからいちどさっと磨いて、それからまた30分漬け直し、さらに#1000の耐水ペーパーで軽く磨いたものです。
ほら、銅らしい温かみのある輝きが表現できましたよ。
もう少しマジメに磨くと卑弥呼の時代の銅鏡みたいになるかもしれないですね。
元のステンレスメッキと比較してみます。
やっぱ、赤味はいいですね~
さて、次はこちら↓
百均のキーホルダーです。
ひょうたん型の鈴と、招き猫型の鈴。
これも30分漬けて軽く磨いてまた30分。
招き猫はこんなふうになりました。
ちゃんと磨かないと単なる赤サビに見えちゃいますw
ひょうたんはこちら。
これも丁寧に磨かないと赤サビ同然。
小さいのでけっこう苦労しましたよ。
とはいえテッポーにはなかなか活かせない技術だったります。
赤銅色の部品なんてあまり需要がないですからねw
※廃液は専門業者により合法的に処理しています。
タグ :銅メッキ
Posted by こたに大将 at 00:02│Comments(7)
│メッキ工房
この記事へのコメント
>銅よ?
スゲーいいです!
私も今日サンポール買ってきました。
銅線の代わりに銅板があるので、何かメッキしたいと思います~
うまく出来るかドキがムネムネです(*´∀`)
スゲーいいです!
私も今日サンポール買ってきました。
銅線の代わりに銅板があるので、何かメッキしたいと思います~
うまく出来るかドキがムネムネです(*´∀`)
Posted by あじゃ at 2008年09月29日 22:31
あじゃ師匠
大丈夫ですよ。
ちゃんとゴロゴロ転がせばムラなくできますし、ムラになっても磨けばオッケーです。
大丈夫ですよ。
ちゃんとゴロゴロ転がせばムラなくできますし、ムラになっても磨けばオッケーです。
Posted by こたに大将 at 2008年09月29日 23:58
昨日、ジャンクの亜鉛グリップセフティで早速やってみましたが失敗(´・ω・`)
液体に触れてブクブク言いますが、黒いススが付くだけで定着しません。
大将とやり方が違う点は下記のとおり…
①網を使わずワニ口グリップで部品に通電
→通電にムラが?
②銅板を使用
→表面に封孔剤などの酸化防止が塗布されてるかも?
③サンポールの類似品(塩酸濃度は同じ9.5%、5倍希釈)を使用
→サンポール限定?
部品はもちろん、塗装を落として磨き、中性洗剤で洗ってすぐに作業しました。
亜鉛パーツは難しいのか?と思い、その後試しに鉄シャフトでやったのですがやっぱりダメだったので、何か原因があるんですよね、きっと!
もちっと色々試してみます~
液体に触れてブクブク言いますが、黒いススが付くだけで定着しません。
大将とやり方が違う点は下記のとおり…
①網を使わずワニ口グリップで部品に通電
→通電にムラが?
②銅板を使用
→表面に封孔剤などの酸化防止が塗布されてるかも?
③サンポールの類似品(塩酸濃度は同じ9.5%、5倍希釈)を使用
→サンポール限定?
部品はもちろん、塗装を落として磨き、中性洗剤で洗ってすぐに作業しました。
亜鉛パーツは難しいのか?と思い、その後試しに鉄シャフトでやったのですがやっぱりダメだったので、何か原因があるんですよね、きっと!
もちっと色々試してみます~
Posted by あじゃ at 2008年09月30日 08:54
あじゃ師匠
もしかしてプラスマイナス間違えてません??
もしかしてプラスマイナス間違えてません??
Posted by こたに大将 at 2008年09月30日 08:57
プラスマイナスは間違ってないと思います~
プラス側に銅、マイナス側に部品、ですよね?
ニッケルメッキはこれで出来ましたし・・・
色々やってダメだったら、素直に銅イオン入りのメッキ液買ってきます(;´Д`)
プラス側に銅、マイナス側に部品、ですよね?
ニッケルメッキはこれで出来ましたし・・・
色々やってダメだったら、素直に銅イオン入りのメッキ液買ってきます(;´Д`)
Posted by あじゃ at 2008年09月30日 16:31
あじゃ師匠
もしかして銅版ですかね。サンポールなんてけっこういい加減な希釈で大丈夫だし。3V直接ですが、電圧は若干落ちても問題ないし。
ホームセンターで純度の高い銅線を購入されてみては?
ちなみにウチでは10分ほどでうっすらと赤みを帯びてきました。
イオン化傾向なら、
亜鉛 (Zn) > クロム (Cr) > 鉄 (Fe) > カドミウム (Cd) > コバルト (Co) > ニッケル (Ni) > スズ (Sn) > 鉛 (Pb) > (水素 (H2)) > アンチモン (Sb) > ビスマス (Bi) > 銅 (Cu)
・・・ゆえに問題ないと思うんですが。
ウチでは鉄にメッキできましたし。
もしかして銅版ですかね。サンポールなんてけっこういい加減な希釈で大丈夫だし。3V直接ですが、電圧は若干落ちても問題ないし。
ホームセンターで純度の高い銅線を購入されてみては?
ちなみにウチでは10分ほどでうっすらと赤みを帯びてきました。
イオン化傾向なら、
亜鉛 (Zn) > クロム (Cr) > 鉄 (Fe) > カドミウム (Cd) > コバルト (Co) > ニッケル (Ni) > スズ (Sn) > 鉛 (Pb) > (水素 (H2)) > アンチモン (Sb) > ビスマス (Bi) > 銅 (Cu)
・・・ゆえに問題ないと思うんですが。
ウチでは鉄にメッキできましたし。
Posted by こたに大将 at 2008年09月30日 17:31
アドバイスありがとうございます!
銅線なら会社に腐るほどありますので今度かっぱらっ…もとい、分けてもらいます♪
銅線なら会社に腐るほどありますので今度かっぱらっ…もとい、分けてもらいます♪
Posted by あじゃ at 2008年10月01日 01:16