週刊チープガン魂。

　今やどんな店でも玩具売場があると必ず足を踏み入れてチープガンを探す習慣がついてる小谷です。先日も信州・佐久の駄菓子屋で７挺ほどゲットしましたが、その前にこいつを。
　地元にあるオリンピックで捕獲しました。
　KG9。旧い方はよくご存知かと。もちろんコイツはデフォルメされたチープガン。

　このKG9というのはエアガンの世界では隠れた名機だったらしいですね。外付けのボンベ（グリーンガス）を使うモデルがマルゼンから発売されていて、パワーもそこそこだったとか。サバゲーブーム黎明期のエースだったと聞いています。後にＫＨＣからエアコキも出ています（フフフ。実はそれもゲット済み）。
　それがこんなカタチにデフォルメされてモデルアップ（？）されていました。このトリガーなんていかにもチープガンらしくていいですね。
　おそらくKG9に憧れつつも触ることのできない子供たちのために生まれたチープガンなんじゃないかという気がして、オイラ的にはまったく馴染みのないモデルなのに不思議な哀愁を感じてしまいます。ふと思い出したのは「ゲイラ・カイト」という洋凧がはやったときのこと。すぐには買えなかったオイラたちは模造品を揚げていたんですが、中には「ゲリラ怪盗」なんて哀しいネーミングのもありました。

　さて、いちおう初速を測ってみたら0.12g弾で13m/sec。しかもほぼ12～13で安定。ふむ。コッキング動作なしのシンプルなパッチン銃ですが、もう少し手の込んだアオシマのM84と同等。立派なものです。