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Posted by ミリタリーブログ at

2007年10月14日

超チープガンのお見合い写真~エアガン萌え史(11)

 写真は写「真」でなく写「偽」だと思っています。人生の中で一度きり、学生時代にバイト先の偉いさんに勧められて興味本位でお見合いをしたことがあるんですが、その時が写「偽」との出逢い。
 相手はものすごく長い名前の短大を出たばかりの家事手伝いでした(本当に家事を手伝っていたかどうかは知りません)。どこかのスタジオで撮ったとおぼしき写真の彼女は着物姿でまぁまぁ見られる風体。逢ってタダ飯をいただくぐらいならいいかと安請け合いしまして。
 で、事の顛末はみなまで語らせないでほしいのですが・・・着物というのは体のラインをほぼ完全に隠蔽してしまうし、だいいち写真というのはプロの手にかかると肌の色艶や平坦度までかなり自由に変えられるわけで、実際に僕の目の前に現れた女性が写真とはまったく別の人であったとしてもそれは驚くべきことでもないのかもしれません。見合いの席にドラえもんがいたなんて口が裂けても言えないですけどね。でもいたんですよ。本当に丸かった。比喩じゃありません。コンパスだけを使って描けと言われたら確実に描ける自信がありました。
 前置きが長くなりましたが、今日のお題は「超・チープガン」。「ワルサーP38」ですよ。どちらかというとP99みたいなフォルムですが。
 いかがでしょう、この黒光りしたボディ。  続きを読む

Posted by こたに大将 at 22:30エアガン萌え史

2007年10月12日

魂を揺るがした中華~エアガン萌え史(10)

 中華ガンの洗礼はすでにエアガン2丁めを買った時点で受けてまして、もう騙されてなるものかと固く心に誓ってはいたものの、「なんちゃって」とはいえ1980円でこれが手に入ると聞いたらかなり揺れました。
 チープガン魂に火をつけたのはコイツ。紛い物ですよ。明らかに。だって中華だし(笑)。噂によれば中華ガンは銃に棲む妖精が発射後数mで弾をグイグイ曲げちゃうらしいじゃないですか。実際そういうの見たし。
 しかしマガイなりにも「M16-A7」ですからね。しかも「18歳以上」「ホップアップ」付きで「なんちゃってレーザー」まで装備してるときたらもう弾なんか出なくてもいいと・・・
 買ったのは会社の部下であるしんちゃん。川崎市某所のドンキで見つけたそうです。仕事では有能なこの部下も私生活ではこの悪い上司からの感染で脳内に「ガン」を病みつつあります。
 さて親愛なる部下からの写真つき業務報告によればサイズは実銃(を模した普通のエアガン)より明らかに小さく、エアコッキングで弾の威力は「18歳以上」ながら「せいぜいハンドガンなみかそれ以下」。しかし幸い弾を曲げる妖精さんは棲んでないらしく、なんちゃってレーザーも数mの近距離なら何とかドットと呼べる収束度とか。そうそう、ストラップも付属。
 しかし後でヤフオクを見たらこれと明らかに同じ製品に4000円近い値がついてました。あれを買っちゃう人がいたとしたら、知らないってことはほんとに怖いことだと思います。
 聞くところによれば中華ガンでもバレルなどを国産のものに替えるだけでかなり性能は変わるとか。いくらになるか知りませんが、トータルがチープガンの限界値である5000円未満で収まるなら検討してみます。
 まぁ、けっきょく本体は買っちゃいましたけど(笑)。だって1980円ですもん。
 ついでに涙モノのチープガンもゲットしたんですが、これはまたの機会に。

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Posted by こたに大将 at 23:30Comments(0)エアガン萌え史

2007年10月11日

打倒、怪力ロミちゃん~エアガン萌え史(9)

 人は見かけによらないというのはあの華奢な体で鬼食いをするギャル曽根を見てても思うことなんですが、今日の写真モデルのロミちゃんは155cmそこそこの華奢なボディにマグナム級のパワーを秘めているという伝説を持つ女の子。一説によると「うる星やつら」のしのぶちゃんレベルだそうです。
 だから参考意見を訊く相手としては最も相応しくない女性なのですが、いちおう訊いてみました。コノ銃ハ重イデスカ?
「超軽いっすよ。エアガンってみんなこんなに軽いんすかぁ?」
 訊くだけ無駄でした。端正な顔立ちの口元が勝ち誇ったような微笑みを湛えています。
「あたしこういうのビシバシ撃ちたいっす。そういうイベントあったらぜったい呼んでくださいねっ!」
 よろしい。殊勝な心がけだ。ならばチープガン限定サバゲーの際にはキミにシリーズ最大再重量の「SOCOM Mk23」を準備しておこう。
 ということで本日、女性メンバー1名追加。ただしこの女に女性ハンデは適用せず!
 ちなみに今日の銃は「H&K P7M13」。僕の現時点のコレクションの中では第8代目、最も銃身の短いモデルです。実銃ではグリップ部分にある出っぱりを握り絞ってコッキングするという特異な機構。エアガンでは安全装置になっていて、ここを絞らないとトリガーが引けない仕組みです。
 コンパクトだし、ゲルマン民族的な合理主義が暴走したような個性的で微笑ましいフォルムなんですが、正直言って持ったバランスはあまり良くなくて、実重量より重く感じます。
 ただしバレルがどうやら真鍮っぽい金色で、それと関係あるのかどうか短銃身の割にはけっこう命中精度がいいのでびっくり。体感上ではPC356を凌駕しています。
 問題はコッキングが思いのほか固いこと。時おりしくじると弾がボディのどこか変な場所に入り込んで撃てなくなったり。中でコロコロいってるんですよ(泣)。射撃競技中にこうなるとかなり焦るでしょうね。せっかくの精度ですが、競技用に調教するのはちと難しそう。
 しかしコレクションの一つとしては持っていて嬉しいモデルです。

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日本チープガン連盟

  

Posted by こたに大将 at 22:50Comments(0)エアガン萌え史

2007年10月09日

諸先輩方へのお礼

 そうそうたるマニアの方々が集うこのblogサイトで昨日きょうトリガーに指をかけたばかりのド素人があれこれ書くことに対して、知識も経験も豊富な諸先輩方の中にはご丁寧に有用なアドヴァイスをくださる方もいらっしゃいます。こっそりとあるモデルの欠陥まで教えてくださる方も。
 モノがモノだけに戦闘的な方々が多いのかと思いきや、何とも寛容で温かく、そして知的かつ冷静な方々ばかりで驚いています。あらゆる人間が心のどこかに闇を抱えていて、それが時に凶行の引き金になったりもするわけですが、戦闘のシミュレーションで思い切り発散してこられたぶん、心根には優しさばかりがたっぷり残っているのではないかと勝手に想像しています。
 いつもありがとうございます。ぜひ今後は匿名でなくせめてハンドルネームでお寄せください。当準備事務局の顧問としてご紹介し、永くご指導いただきたいと思いますので。

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日本チープガン連盟

  

Posted by こたに大将 at 22:19Comments(0)日本チープガン連盟史

2007年10月08日

彼女らが教えてくれた誤算~エアガン萌え史(7)

 僕にとってはかなり軽い部類の「ワルサーP38」でさえ女性にとってはなお重い。これはちょっとした誤算でした。そういえばビデオカメラも最近は300gを切るのが当たり前ですしね。

実銃もプラ筐体「GLOCK17」

 ならばもっとコンパクトな銃はないかということで白羽の矢が立ったのが「GLOCK17」。本物も筐体がプラスチック製というこの特異な銃はオーストリア軍の制式拳銃として採用されているほか、その軽快さから米国FBIにも愛用者が多いそうです。さっそく購入してみました。
 全長は「ワルサーP38」より2センチほど短く、重さは実銃でも700gほどと聞いています。量ったわけじゃないですが、持った感じでは確かに僕の持っている銃の中で最も軽い気がしました。
 さてこれならどうかとまずはモデル協力のももちゃんに試してもらいました。と、幸い「これなら私でも楽に持てる」とのコメント。実は比較のために予め「44AUTO MAG」を握らせておいたんですけどね。余計にGLOCKを軽く感じたことでしょう。

元戦士の意地?

 次に手タレで登場するのはちぃちゃん。実は彼女、高校時代の彼氏がサバゲーマニアだった関係で戦闘経験があるという特異な娘です。「名前も知らない重いマシンガンを担いで野戦に駆り出された」という身長152cmの華奢な彼女いわく「これなら肩がこらなくてよさそう」。しかし一方で「野戦では使えないかな」とワイルドなコメントも。そらそうよ、チープガンだもの。
 ともあれ重さはクリア。しかしそれ以上にチープガンを扱うにあたって大きな問題がありました。持てることは持てるものの、なんと彼女らにはコッキングができないのです。ちぃちゃんは元戦士の意地もあって綱引きのように3回ぐらい引いてみてようやくコックしてみせましたが、問題はももちゃんです。日常生活で鞄より重いものを持つ機会がほとんどないという彼女の握力は10キロ台前半。ワルサーでもGLOCKでもAUTO MAGでも「かた~い」。まったくお手上げ。
 これは思いもよらぬ誤算でした。となると女性にはガスか電動でないと難しいということになるのでしょうか。しかしそれではチープガンの聖域を侵すことになるし、となれば18歳以上モデルは諦めて10歳以上モデル? ジャリガンなら少しはアクションも軽いので何とかなるでしょうし。
 ということで、現時点ですでに3名の女性メンバー(自身もエアガン萌えになったももちゃんも含む)を擁する日本チープガン連盟準備事務局としては男女のこうした肉体的格差に鑑み、競技を行う場合はジャリガン使用でも不利にならないようバリアフリーな工夫をすることにします。射的でせいぜい5mですかねぇ。

ある意味、経験者

 もちろん例外的な女性もいました。右の写真のユキちゃんは「へぇ、いいもの持ってますね~」と僕のデスクからGLOCKを手に取るが早いか、いきなりガチャリとコッキング。うゎ。その動作の速いこと速いこと・・・って、おいおいトリガーは引くなよ。弾は入ってないけど。ていうか、なんでコッキングのやり方知ってんの?
「こう見えても弓道部出身ですから」
 って、弓と銃は関係ないと思いますが、ともかくもある程度の力が要る武器を扱ってきただけにこうしたアクションも軽々とこなします。この166cmのスレンダー美女の握力は今も30キロ以上あるようです。


 さてGLOCKと一緒に買った「44AUTO MAG」と合わせて我が家には合計6丁。カタログにあるチープガンの中でガバメント系、レボルバー、クラシックなオート、ポリマーフレームというあたりが揃いました。そろそろ真面目に撃ち較べをして自分の癖に合ったものを見極める時期かもしれませんね。

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Posted by こたに大将 at 20:30Comments(0)エアガン萌え史

2007年10月07日

嗚呼ワルサーP38~エアガン萌え史(6)

 数ある東京マルイのラインナップの中では最旧モデルの部類。弾にバックスピンをかけて到達距離を延ばすホップアップ機構もなければ仕上がりも安っぽい、まさにチープガンの代表のような銃といえば前回もご紹介したルパン三世愛用の「ワルサーP38」。
 さりとて古参を侮るなかれ。
 握れば吸い付くように馴染むグリップとバランスの良さ、外装の大雑把さとは裏腹にシンプルかつ丁寧に作り込まれた中身。おかげでエアハンドガンとしての性能は極めて信頼性の高い部類です。
 4~5mの近距離で比べ撃ちしてみた限り、命中精度は新しいモデルにまったくひけをとりませんでした。むしろ軽快で扱い易いぶん、初心者でもすぐに射的競技を楽しめそうな手軽さを、撃てば撃つほど実感してきます。
 ゴルフでもプロはアマチュアには使えないような難しいクラブを使っているわけではなく、できる限り易しいクラブを使いたがるといいます。道具が易しければ技術はさらに高い目標のために使えるということでしょうか。
 ゴルフの場合そういう易しいクラブはたいてい高価なのですが、幸いエアガンの世界ではこの「ワルサーP38」がなんと千円台。これからチープガンを始める方には恰好のモデルです。

 さて、「ワルサーP38」はスタイルも洗練されていて無理なく扱えるエアガン入門機として女性にも最適、というようなことを前回書きましたが、試しに部下の女性に握らせてみたら「ちょっと重いですねぇ」と言われてしまいました。仕方ない。もっとコンパクトな銃を物色してくることにします。
 まぁそれはいいとして。
 実は女性がエアガンを扱うにあたり大変な問題があることが発覚しました・・・

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Posted by こたに大将 at 00:00Comments(0)エアガン萌え史

2007年10月06日

お店に行く前に~エアガン萌え史(5)

「お代官さま、これはほんのお口汚しの黄金餅にございます」
「越後屋、そちもワルよのぅ~」
 越後屋とくればなぜか悪徳商人の代名詞。しかしエアガン好きには聖地のような場所であったりします。行ってきましたよEchigoya。
 新宿は百人町、新宿駅と大久保駅のちょうど真ん中あたりにある3階建の立派な店舗は1階がミリタリーグッズ、2階がエアガンのフロア。銃好きではあっても軍関係にはまだ抵抗があるため、迷彩服の並んだフロアを通り抜けて2階に上がるのはなかなか勇気のいる行動でした。
 エアガンのフロアは左側の壁に様々な電動ガンやショットガンの類がズラリと並び、それだけで圧倒されます。真ん中には決してチープではない価格帯のハンドガンやアクセサリ、関連グッズ、そしてその奥の方の右手にかなりの種類のチープガンがプラモデル屋のように積んであります。チープの品揃えもなかなか。前回の「ワルサーP38」もここにありました。
 ただ、マニアショップというのはそこでしか手に入らない、それこそ文字通りマニアックで単価の高いものをメインに置いているものです。この新宿店にはこれだけ多くのチープガンが揃っているからよかったものの、こないだ行ってきた秋葉原店は1フロアしかないこともあってか、入門機的なチープガンはほとんど置いていませんでした。それこそ見ただけでは何に使うのかわからないようなアクセサリもたくさんあって、素人の僕にはあまり居心地のいい場所ではありません。
 ということでチープガン愛好家の同胞へのアドバイスとしては、マニアショップに行くなら事前にチープガンを置いているかどうか電話で確かめておくのがいいでしょう。
 というより、いきなり専門店というのは敷居が高すぎるかも。これまでの経験から、総合ホビー店の方が新参者向けの入門機は充実していると思います。それこそ僕の1号機もラオックスだったし、その後はヨドバシ、さくらやですから。特にさくらやの新宿のホビー館はチープガンの品揃えはかなりのものでした。
 ただ総合ホビーショップの場合、エアガンはたいてい萌え系フィギュアと同じコーナーなので、中途半端に知人に目撃されると違う趣味に走ったかと誤解される可能性があります。

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Posted by こたに大将 at 00:00エアガン萌え史

2007年10月05日

そしてルパンのアレ~エアガン萌え史(4)

 次元大介のコンバットマグナムを手に入れたらやはり主役たるルパンのアレを見過ごすわけにはいかないでしょう。初期の「ルパン三世」のアニメではエンディングテーマの歌詞でも唄われた「ワルサーP38」です。
 いわゆる自動拳銃の代名詞のようなこの名器はなんとナチスの制式拳銃だったそうで、1938年に採用されたことから38の番号がついたとのこと。口径ではなかったんですね。
 もともとはいかつい顔のドイツ将校たちが持ち歩いていたわけで、ルパンのイメージとはちとかけ離れているところが興味深いところです。
 機能性が無駄を削ぎ落とした美しいフォルムはいかにもドイツ風。合理性を突き詰めれば装飾など施さなくても必ずある種の美しさに向かう。車やカメラなど世界を席巻したこの国の様々な工業製品の中に生きているデザイン思想です。つべこべ言わずグリップを握ってみろ、とでも言いたげな自信がこのカタチからにじみ出てきます。
 ただエアガンとなると、あまりにも有名すぎるモデルであるためかエアガン製造メーカーとしてはかなり初期に製品化してそれきりモデルチェンジもしていないため、後々の様々な新開発技術の恩恵を受けていません。たとえば弾にバッグスピンをかけて浮力をつけるホップアップタイプは残念ながらこのモデルにはないのです。
 弾を込めるマガジン(弾倉)も初期のもので、弾を押し出すバネをいちど引き切ってからバラバラとまとめてBB弾を流し込むタイプ。「割り箸」とか揶揄されているやつですね。1つずつ込めていくセンチメーターマスターのようなマガジンに比べるといささかチャチな作りに映ります。しかし込め易さを考えたら却って旧型の方が機能的かもしれません。いずれにしても18歳以上モデルで1400円という価格ゆえ不満はナシ。
 最廉価モデルのため仕上げもおもちゃの域を出ませんが、そこがまたチープガンの醍醐味。ちなみに実銃も民間向けのグリップはプラスチック製だったとか。持った時のバランスの良さにはさすがトップメーカーである東京マルイの「安いものこそ丹念に」というこだわりを感じます。エアガンとしての性能もまずまずで、ホップアップ機構はないものの、少し試し撃ちした限りでは命中精度も悪くなさそう。
 何しろ取り回しやすい軽さが魅力。実銃は945gながらエアガンだと500g程度。発射準備のコッキングも軽く、引金もソフトな感触。
 男性的なイメージが強い銃たちの中ではどちらかというと女性的なしなやかさも湛えたデザインとこの軽快さは女性でも扱い易いこと請け合い。ガールフレンドをエアガンの世界に引きずり込むには恰好の入門機かもしれません。
 男女の営みでは「撃たれる」側の女性ですが、心理学的には相手の男性を通じて自らを抱いているんだとか。ならば潜在意識では撃つ快感もご承知のはず。きっとイキますよ。

 人気機種の割に品薄なのか、チープガンの域から外れる高級機種はあちこちで見かけるものの、18歳以上の廉価機種はなかなか入手できず、秋葉原のヨドバシやエチゴヤを渡り歩いたあと新宿のエチゴヤに至ってようやく見つけました。
 こいつのホップアップ機構を搭載した廉価モデルが出ると嬉しいですね。

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2007年10月04日

あいつらのマグナム~エアガン萌え史(3)

 個人的に、ガンマンといえば真っ先に連想するのがダーティ・ハリーと次元大介。ともに破壊力抜群のマグナム弾の使い手として有名です。
 ちなみにマグナムというのはモデル名ではなく、火薬を増やしてパワーアップした弾のこと。弾をパワーアップしたら本体もそれに耐えられるよう補強が必要ですが、このマグナム弾に対応した機種の一例がクリント・イーストウッドの44口径であり、次元の38口径(「口径」については別記)であるわけです。
 ともにレボルバータイプのクラシックな銃ですが、まずもってガタイが違います。写真ではその重量感の違いがハッキリしないかもしれませんが。
 右のシルバーがいわゆる「44マグナム(S&WのM-629)」で左のブラックが「357マグナム(S&WのM-19)」。
 44の方はこれでも砲身が4インチという短いモデルなのでまだ救いがあります。これが8インチのモデルだと冗談みたいに重くデカい銃になるため、あえてこの短いやつを買いました。何しろもともとは猟師さんなどが通常はライフルを使うような場面ですぐに準備ができない時に緊急の護身用に使うサブの銃なんだとか。
 これで目の前の熊さんとか撃つわけですから、至近距離で撃ったら人の頭の半分ぐらい軽く吹き飛ばすパワーがあるそうです。たぶんあまり実用的な銃ではないのですね、本来は。エアガンの世界ではしょせんみな弾は6ミリのBB弾でパワーもほぼ平等だから関係ないんですが。
 一方、ブラックの357の方は「コンバットマグナム」と呼ばれる軽快なモデル。グリップの切れ込みが機動性を象徴しています。アニメの次元大介はホルスターも使わずズボンとシャツの間に無造作に突っ込んでました。砲身は4、6、8インチの3種類ありますが、6インチのモデルが見た目にもバランスがいいのでこれを選択した次第。小さい銃は引金をひいた時にどうしてもブレやすい気がして、砲身がこれぐらいないと安心できないのです。かといって長すぎても扱いにくいですしね。
 レボルバー好きとしては時間差を置いて両方とも入手しました。どちらも3000円見当。安い趣味じゃないですか。

 回転式の弾倉ゆえ弾は写真のように1個ずつ込めるわけですが、はたから見たらなんとも面倒な作業に映ることでしょう。じっさい面倒なんですが。しかしこのもったいぶった込め方が有難味を倍増させてくれるわけですよ。30発入るセンチメーターマスターにはないこの醍醐味。1発の重味が違ってきます。
 ちなみに薬きょうは右の写真のようにはずせます。微笑ましいこだわりが嬉しい。
 まだ357の日が浅いのでハッキリしたことは言えないものの、射的なら44よりもコッキングや引金の軽い357の方がブレが少ないぶん適しているかもしれません。
 いかにも銃らしい銃を手に入れ、ますますエアガンが趣味らしくなってきました。不思議なもので、仕事で夜遅くなってもこいつらをいじっているだけで疲れが取れてしまいます。たまに深夜のリビングに的を立てて射的もします。腹の立つ連中の顔を想い浮かべつつ。最高のストレス解消法ですね。目覚めの爽やかさが違いますよ。

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2007年10月03日

究極のチープガン??~エアガン萌え史(2)

 さてセンチメーターマスターの容赦ない弾道に魅了されてにわかにエアガンの虜となってしまったという前回の話の続きです。
 それから数日の間、時おり銃を片手に山荘の周辺をパトロールなどしつつ、部屋でゴロゴロしている時は箱に同梱されていた東京マルイなる会社のエアガンカタログを飽きもせず読み耽っていました。せっかくのまとまった休みなので避暑地には何冊も本を持ち込んでいたんですが、けっきょく鞄から出さずじまい。
 見ればいろいろあるんですねー。まさにピンキリ選り取りみどり。ライフルやマシンガンもある。なるほど、「10歳以上」と「18歳以上」があって、「ホップアップ」という球にバックスピンをかけて飛距離を伸ばす機構の有無があって。エアーコッキング、ガス式、電動式があって。ふむふむ…
 とりあえずどんなものがあるかは最低限理解できました。いやはやライフルの類いなんか写真を眺めるだけでゾクゾクしますね。
 そんなわけでまた山荘から10キロほど離れたラオックスに出かけようと思い立ったんですが、そんな時にあろうことかトラブル発生、車が一時的に使えなくなりってしまったのです。
 仕方なく散歩に出たら、集落のはずれによろず売ってますヨ的な駄菓子屋を発見。ふと外から覗いたら・・・あるじゃないですかエアガン!
 ガラス戸を開けて店に飛び込むと、スコープやら何やらついているスグレものまであってびっくり。これまでの人生で出逢った最高の駄菓子屋です。
 さてヨボヨボの爺さんにこの垂涎のハイテクガンの値段を聞いたらあっさり800円だと言ってのけます。は、800円?? まじっすか。爺さんボケてねー? だってこれ、LED照準器とかゴーグルとかついてんだぞ! 後からガタイのいいお兄さんとか出てきて「ハイお帰りに3万」とか言われるんじゃないかとヒヤヒヤしました。
 幸い美人局はおらず無事ハイテクマシンをゲット。約2キロの下り坂を汗まみれになって駆け下り、ミンミンゼミの喧しい山荘でご開帳。
 おぉ。

 作りは値段相応にややチャチながら確かにハイテクっぽい装備に、機械大好き少年のなれの果ては思わず生唾ごっくん。さっそく付属のドライバーで組み立て開始。
 工程約20分。出来上がりは左の写真の通り。暗視用の青いLEDライトはけっこうな照射力です。赤いLEDが十字に光るスコープも迫力満点。これなら夜中に庭の菜園を荒らしにくるイタチどもも威嚇できそうです。
 しかしこのハイテクスコープも弾道に合わせなければ宝の持ち腐れ。ではそろそろ試し撃ちといきますか。
 箱にある「18歳以上」の表記が期待を膨らませます。傍らに置いてあるセンチメーターマスターのあの鋭い弾道が脳裏に蘇り・・・が、BB弾を込めるマガジンを取り出してみると何とも作りが雑でイヤな予感が。まぁ、800円という破格値でハイテク装備付きということから、弾道も半分ぐらい値引いた方がいいかな、と。横浜ベイスターズのマーク・クルーン投手からロッテマリーンズのサブマリン・渡辺俊介投手ぐらいにイメージを変えておきました。
 10発ほどの弾を込めてマガジンをセット。エアコックしてベランダの向こう、5mぐらい先にある菜園のトマトをスコープの十字に収め、引き金に指をかけると・・・あ! 出ちゃった! って、ちょっと軽すぎねー? 何のもったいぶったところもないこの引き金は何なんだ??
 それより弾はどこへ? まさか不発じゃないよな?
 今度はスコープから眼をはずして一発ためし撃ち。
 ・・・。
 ダメじゃん。
 銃口から出た弾は即座にシュート回転でトマトのはるか右にある茄子の方へ。
 たった5m先で2mのズレ。なんという鋭いシュート。お前は中日の朝倉か!
 もう1発試し撃ち。
 なんと今度は切れ味のいいスライダーを披露。トマトのはるか左にある西瓜の方へ。お前は楽天の田中マー君か!
 これでははずそうと思っても当ててしまいそうです。
 部屋へ戻り、箱を改めて眺めると「Made in China」の文字が妙にハッキリクッキリと。やってくれますなぁ、チャイナ。
 というわけでこの世にも稀な変化球投手は東京の自宅では車庫の奥に眠ってオリマス。
 しかし思えばこれこそが究極のチープガンだったのかもしれません。
 このことがきっかけで、威嚇とはいえ生き物に銃口を向けて万が一当たってしまってはまずいと認識し、地に足のついた銃のみを物色するようになりました。はずすにしてもあるていど精度が高くないと危険なのです(笑)。

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Posted by こたに大将 at 00:00Comments(0)エアガン萌え史