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Posted by ミリタリーブログ at

2011年01月22日

「農!」という答。

 さてさて、中華人民軍★師匠から通報のあったこのモデルですけども・・・
「農業用エアガン 鳥追いピストル」とあります。説明にいわく、田畑を荒らす害鳥は追ってくる弾や弾の風を切る音、周囲にあたる弾の音で、狙われていることに大きな恐怖感を抱いて次第に寄り付かなくなると。ははぁ。そんな効果があったのですね(鳥そのものを撃てと書いてないのは実に巧みです)。
 さてその効果はさておきこの商品。どこかで見た逸品じゃないですか。そうですよ。アレです。2009年の「日本チープガン大将」最優秀ハンドガンにも輝いたあの「P169」であります。  続きを読む

Posted by こたに大将 at 16:00Comments(0)銃エッセイ

2011年01月19日

「ノルウェイの森」とテッポーの関係

 いえ、別に関係も関連も相関もありませんことよ。ベストセラー小説「ノルウェイの森」にはテッポーなんて出てきません。もちろん映画版にも。
 ただ、この映画の評論をなぜか不肖オイラが書いてしまったというだけのことです。おかげさまで昨日はビジネスサイトのJBpressの中でいちばん読まれた記事になりました。自慢したかっただけです。すいません。
 ていうかですね、約15年ぶりに文壇といいますか、物書きの世界に復帰しました。草創期のMSNに音楽コラムを連載して以来のことになります。
 ようやく2007年以来の難病ともうまく付き合あえるようになってきましたし、これからちょこちょこマジメな雑文を寄せていこうかと。
 もちろん息抜きにこっちにも書きにきます。何と言ってもここがココロの故郷ですし。
 そのうちにビジネスサイトにテッポーの記事が出るかもしれません。えぇ、エアガンにもメジャーな光を当てなくちゃです。






  

Posted by こたに大将 at 22:36Comments(4)銃エッセイ

2010年04月19日

絶品の辛子煮込み

 歳を一つ食いました。今年の誕生日には同僚に絶品の「辛子煮込み」をご馳走になりました・・・ってコレです。「ヴォイス・オブ・カラシニコフ」というDVDムック。かの名銃の生みの親、ミハイル・カラシニコフが生誕90年を記念して講演した内容がノーカットで収録されています。
 自らの従軍体験、そして類稀な愛国心と小火器の差で苦戦した悔しさから銃を作らせてくれと上層部に嘆願書を出し、名銃を生み出すまでのエピソード。AKファンならずとも感動させる素晴らしい講演です。
 2年ばかり前に「カラシニコフ自伝」という本をご紹介しましたが、ナマの声まで聴けて感激でありました。
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Posted by こたに大将 at 00:02Comments(7)銃エッセイ

2010年04月12日

重さ。

 こないだ入手したチャカが妙にズッシリしていてドキドキしたんですが、さて重さを量ってみると392gでした。まぁこの大きさのテッポーにしてはかなり重い方かもしれません。それもそのはず、コイツはいちおうメタルボディなのです(なぜかバレルはプラですがw)。
 しかし根っからのチープ派としては重さなんて本当はどうでもいいというか、むしろ軽い方がしっくりきます。ただ、軽いといってもいったいどれぐらいの重さが馴染むのか、そこはきちんと量ってみる必要があるかと。
 ということで今回はひたすら重さを量ってみますね。  続きを読む

Posted by こたに大将 at 00:02Comments(0)銃エッセイ

2010年04月05日

最低の男。

あいつ、最低の男。
次から次へと女を取り替えるの。それも日暮里あたりにいる中国人の軽い女ばかり標的にして。もちろんやり捨て。ひん剥いて一発だけ。それでおしまい。
週に一人はあいつの毒牙にかかってるみたい…ん、じゃなくて、ほんとはまとめて何人もいっぺんにコマシてくるらしいのね。
それを写真に撮って毎週月曜日の午前0時2分キッカリにblogで晒してんのよ。最悪じゃない? 今週もまたこんな安い女がいたぜ、みたいに。恥ずかしい所を拡大までしてさ。たまに動画まで載せてる。最低。あり得なくない?
女も女で問題なんだけどね。だいたい中国の女は軽すぎ。的はずれなこと言うし。みんなアメリカ女の真似ばっかしちゃってさ。イタリア女の真似っこもいたわよ。最近だとロシアの安い女まで真似てんの。ひどくない? それで中身はスカスカだし。脱いだらビックリってやつ?
でもさ、あいつってば、素性のわかるうちらよりそんな女の方がいいんだって。おかしくない?
そんな中国の女も最近じゃ簡単に出国できなくなってるんだってね。真似っこもみっともないから取り締まってるんだってさ。いい気味。あいつ、どうすんだろね?  

Posted by こたに大将 at 00:02Comments(0)銃エッセイ

2010年02月08日

チープガンの愉しみ(4)~その遊び方

 それにしてもおよそテッポーとしてはあまりに情けない性能のポンコツばかり集めていったいこれからどうすんの、と心配しているのは他ならぬオイラ自身。まともなガスガンや電動ガンならそれこそ競技やサバゲにでも出かけていって活用する機会はいくらでもありますけども、いつ割れるかしれないヤワなスライドをコキながらカタギの競技に出るのはウケ狙いにしても酔狂すぎますし、0.12g弾しか飛ばせないヘッポコばかりなので0.2gのバイオ弾を装填して戦場に赴いても弾道は敵さんの目前で空しくお辞儀をするだけです。ていうかですね、木陰に隠れていてもコキコキしてたら居場所が見つかって集中砲火に遭うのがオチかと。
 そんなチープガンでできることといえばせいぜいお座敷シューティング。しかしこのお座敷シューティングこそテッポー遊びの醍醐味じゃはないですか。撃つか撃たれるかといった緊迫感もなく、何秒で的を撃ち尽くさなければといったプレッシャーもなく、1発1発、自分のペースでじっくり撃つことの愉しみはエアコキならではのもの。まして次の弾がどこに飛ぶか知れないチープガンとなるとスリルも満点ですw
 そんなお座敷シューティングのエッセンスと、一般的なエアガン競技のスリルをミックスした競技のショーケースとして企画したのがCWC(Cheapgun World Championship)であります。第1回は2008年10月にたった4名(とはいえ中身は濃ゆーい人々)の参加で開催しました。毎年やるつもりでしたが、あまりに忙しくて2009年は開催できず、この調子だと五輪なみに4年に1度になるかもしれませんw
 さてそこで行われた競技ですが、基本はゆる~い時間制限の中で規定の弾数を使った的撃ち。何秒で撃つかではなく限られた弾数でどれだけの的を正確に撃つかというものですから、焦ってコキコキする必要もなく、ヤワなチープガンも大事にコッキングできますし、時間に追われることなく1発ずつきちんと狙いを定めて撃つことができます。
 上級者にも参加してもらって実際にやってみた感想としては、こういう競技ならキャリアにかかわらずけっこう幅広い層が愉しめるんじゃないかと。よくあるタクティカル競技というのは競技の趣旨や段取りを身につけるだけでも大変な気がしますけど、CWCの競技ならたぶん初めて銃を握るような人でも簡単に理解して臨めると思います。しかも、単純な的撃ちあり、精密射撃あり、タクティカルありですから、上級者でもそれなりに技量が生かせるような仕組みになってますしね。
 ただ、この競技もよくできた国産エアコキやガスブローバックでやったのでは趣きも半減してしまいます。危なっかしい中華チープガンで挑むからこそ、よりハラハラドキドキで面白くなるわけですよ。

 5回にわたってチープガンの愉しみを綴ってまいりました。おつきあいいただきありがとうございます。
 次週からはお待ちかね、暮れに仕入れた逸品たちのご紹介です。

  

Posted by こたに大将 at 00:02Comments(1)銃エッセイ

2010年02月01日

チープガンの愉しみ(3)~リアルさとは何か

 オイラは実銃に触れたことなんてありません。チャンスはあったんですけど、最後にグァムに行った2002年頃にはこの手のものにまったく興味がなかったもので。強いていえばどこかのイベント会場で不可動銃なるものをガラスケース越しに眺めたことがある程度のものですかね。その不可動銃にしてもまるで海底から引き上げられた沈没船の遺品のようにさび付いてました。だから実際の新品の銃がどういう色ツヤを持っているのかはネットや雑誌の写真を通じて知るのみです。ショップで見る高額なトイガンが「リアル」なのだと言われたら信じてしまうし、そういう意味では自分で塗った銃にしても写真で見る限りならそんな「リアル」さにも決して負けていないようにさえ感じてしまいます。特にルガーなどはかなりいい線いってたんじゃないでしょうか。金属の質感というだけなら中華ベビーガンでもけっこうな重量感を出したことがあります。
 しかしそういう想像上の「リアル」感に対する執着なんて実はオイラの中にこれっぽっちなかったんだということにいつしか気づいたんですね。そもそも実銃を知らないのにリアルもへったくれもないんですよ。カラーリングにはそれなりに愉しみもあったんですけど、むしろ塗れば塗るほどオイラの中ではテッポーがリアリティとはかけ離れたものになっていったのであります。なので過去の作品の数々は今やほとんど車庫の壁に追いやりました。
 なぜかっていうとですね、それはかつてもここで書いたことなんですけど、けっきょくオイラにとってテッポーとは火薬の力で凶暴な鉛の弾をはじき出す金属製の実銃なんかではなくて、我が原体験のテッポーとはヒョロヒョロの放物線で石灰の銀弾をパチンとはじくチープな樹脂製のトイガンだったわけですね。今もオイラにとって銃とは人を殺す道具なんかではなく、5m先の的を狙ってプラスチックの弾を飛ばすおもちゃであるわけなんですよ。だから別に無駄な重さなんて必要ないし(むしろ軽い方がいいぐらい)、色やカタチなんてどうでもいい。極端な話をすれば、かっこよければルガーでなくても1911でなくても構わない。チープガンの世界にはたまに身元不明でもかなり秀逸なデザインのものもあります。とはいえルガーや1911よりカッコいいデザインの銃があまりないから、たまたまルガーや1911のコピーが好きなだけのこと。
 ともかくも、オイラにとってテッポーとはトイガン。おもちゃです。なかんずくチープガン。箱を開けたときのままの、このあまりにおもちゃ然としたヒケだらけのみすぼらしい地肌こそが望むべきリアリティ。だから塗れば塗るほどリアルではなくなっていくわけですね。
 そういうわけで「リアル」なハイエンドモデルにはめっきり萌えなくなったし、雑誌の類も我がチープガンの特集が組まれた時を最後に永いこと買ってません。強いていえば小物と大物で何挺か興味のある新製品こそあるものの、そんなものに大枚をはたくぐらいなら百円単位のチープでたくさん遊んだ方がずっと楽しそうだと個人的には思ってしまいます。
 これをまた夜の街に喩えますってーと・・・現実離れしたバデーとお肌をした銀座のおねーちゃんたちは確かにキレイではあるものの、なぜか彼女らにはヨクボーのかけらも感じなかったりするわけでして。それよりも場末のキャバの、ちょいと二の腕にひっかき傷なんかつけて下っ腹の具合を気にしているようなおねーちゃんたちの方が、遥かにリアリティが感じられてムラムラハァハァします。もしかしたら見てくれとは裏腹にすんごい名器かもしれないし・・・いや、いい女というのは氏素性や見てくれじゃないんですよ。心ですよ、心。そんなふうに思うのはもしかしてオイラだけ?
 もちろんたまには銀座で眼の保養もしておかないといけないとは思うんですけどねw

 新作公開ラッシュまであと14日。  
タグ :チープガン

Posted by こたに大将 at 00:02Comments(1)銃エッセイ

2010年01月25日

チープガンの愉しみ(2)~望まないがゆえ

 さてその中華チープガンですが、ご承知のとおり「安いの♪ 弱いの♪ はずれるの」の三拍子。およそテッポーとしての性能に期待できるものではありません。
 たとえばパワーでいえば時おり0.5Jに迫るツワモノもあるにせよ、たいていは0.2J未満、いちばん軽い0.12gBB弾でせいぜい40m/secという程度のものがほとんど。最近は特に自主規制も強くなったのか、ASGK(最初に行ったイベントが浅草だったので、これASakusa Gun Kyokaiかと思ってました。マジで)で言うところの「10歳以上」仕様とほぼ変わらない0.11J前後のものばかりになってしまいました。たまに0.2Jを超えるようなものにめぐりあうと嬉しさのあまり小躍りしてしまうほどです。
 グルーピングに至ってはおよそグルーピングなどと呼べるものではありません。「集」弾性というよりは「散」弾性と言い替えた方が適切でしょう。「5mで何センチ以内に収まる」というよりは、「5mでも何センチ以上には外れない」という言い方しないと表現できません。そういう意味で、たいていの中華チープガンの「散弾性」はだいたい5mで50cmから80cmといったあたりでしょうか。つまりほとんどの場合、タマはあさっての方向に飛んでいきます。
 しかしそれでもここ2年あまりの中華ガンの進化は相当なもので、中にはマルイのエアコキと遜色ないものもポツポツと現れ始めました。パワーこそせいぜい0.2~0.3J程度ではあるものの、5mで5cmの的を外すことのない名器・XKシリーズP169のような逸品に出逢うことも。稀にこういうことがあるからチープ漁りはやめられないんですけどね。
 もちろんハズレの方が圧倒的に多いのは言うまでもありません。たいていはまず箱と中身のギャップに仰け反り、マズルのズレやユルさに落胆し、撃ってみて弾道の行方を見届けていっそう自虐的な思いに浸ります。あーあ、また買っちゃったよ畜生、というアレ。高額な新製品を買ったときのちょいニヒルな「買っちゃったよ。フフ」とはかなり違います。どちらかといえば、ルパン三世に出てくる五右衛門の「またつまらぬものを斬ってしまった」の方が近いかもしれません。
 喩えは良くないかもしれませんけども、マルイやWAのテッポーが銀座のクラブだとしたら、中華チープガンは錦糸町や小岩のキャバクラみたいなものでしょうか。そりゃ確かに銀座のそこそこの店に行ったらもれなく垢抜けした綺麗なおねーちゃんたちが出迎えてくれますけど、それ相応のお代もかかりますってなもんで。一方、そのお代の約5分の1で歓待される場末のキャバはそりゃもう玉石混交というかほとんど石ばっかりですけども、しょせん女は女に過ぎないのでありますし、まれに「玉」に出逢うワクワク感もあるわけで。銀座のおねーちゃんは外に連れ出すだけでも相当な金を積む必要があるものの、かたや場末なら運が良ければ時に「分解」も可能とか(w)。まぁ、どっちを取るかは趣味の問題でありましょう。チープガンはいつもダメ元であっさり分解しちゃうオイラも、ハイキャパなんて掃除用の分解以上なんて恐ろしくて滅多にやりません、ハイ。
 さてそんな哀しい自嘲を繰り返してもう2年半。今やGoogleでもYahoo!でも「チープガン」を引くと最上位にこのblogが出るようになりました。当たり前です。だってこんなニッチでお馬鹿なことやってるのはここぐらいですからね。  
タグ :チープガン

Posted by こたに大将 at 00:02Comments(2)銃エッセイ

2010年01月18日

チープガンの愉しみ(1)~この大いなる無駄

 趣味というものがおよそ実益を求めない純粋な愉しみを指すとしたなら、オイラは永く趣味らしい趣味を持っていなかったように思います。それがひょんなことからテッポーに出逢ってはや3年目。本と楽器とPCぐらいしかなかった部屋はいつの間にか黒光りした不気味なおもちゃたちで埋め尽くされました。
 そのほとんどがいわゆるチープガン。中国製の粗悪な模倣品ばかりです。およそ一般的な眼で見ればガラクタ以外の何ものでもありません。こんなものに歓びを見出すとは、酔狂という言葉はオイラのような人間のためにあるのかと。
 1挺あたりの価格はせいぜい300円から500円。中には100円という代物も。それでも200挺は裕に超えてきたであろうこのコレクション、足し込めばまともなエアガンの4挺5挺は買えるほど散財してきました。そういう意味では決してビンボー根性だけで安物買いして集めたものでは決してありません(それもありますけどw)。その証拠にコレクションの中にはこっそりとマルイのハイキャパも忍び込んでいるし、サバゲに参戦するためにスコーピオンの電動とガスも揃えました。レトロな競技用の銃もバックアップ用まで含めて何挺か調達。1挺でチープガン50挺が買えるほど高価な銃もけっこう紛れ込んでいたりします。
 しかしこの世界、この道何十年の諸先輩方はそれぞれに素晴らしいこだわりを持つ方々ばかりで、昨日や今日にテッポーを握り始めたばかりのこのど素人のオイラがいくらカネをかけてそこそこの品を揃えたところでとても相手にはしていただけません。そもそも千軍万馬の諸先輩方と亙り合おうなどということじたい畏れ多い話ですが、少なくとも普通に遊んでいただけるようになるまでには相当な時間がかかりそうだと思いました。
 ましてトイガンの業界はかつての大ブーム・小ブームもいくつか過ぎ去って冬から真冬どころか氷河期に至ろうとするような時期。メーカーの新商品開発意欲もそれほど旺盛ではなさそうな気配。このどうしようもない閉塞感の中でオイラが諸先輩に少しでも追いつくためには、まずガキンチョからやり直すのが一番だと考えました。ガキンチョならどうやってテッポーで遊ぶか。そうです。まずは小銭を握り締めて絶滅寸前の駄菓子屋に走り、風前の灯火のようなチープガンを買い漁る他ないのであります。
 ともあれ今に至るまでには手間もヒマもかかりました。何しろ奥が深いですからね。中国の国土の広さがそのまま中華チープガンの世界の広さと言っても言い過ぎではないでしょう。それはある意味、マルイやWAなど一つのメーカーを追いかけるよりも大変な行程だったかもしれません。
  
タグ :チープガン

Posted by こたに大将 at 00:02Comments(4)銃エッセイ

2010年01月11日

チープガンの愉しみ(序章)

 東京都荒川区。JR日暮里駅前の右半分は、およそ統一感のない低いビルがいくつも並び立つのどかな駅前の風景。そののどかな営みを愉しむなら駅に接したビルのエクセルシオールの2階席がお奨め。狭いロータリーをひっきりなしに回ってくる路線バスは昔の風情そのまま。
 しかし左側には場違いなほど大きな高層ビル。ここにあったはずの戦後の闇市の名残りのような軒の低い問屋街は数年前に再開発のブルドーザーに一気に地ならしされ、代わりに洗練された高層ビルがそびえ立っています。旧き良き時代の面影を湛えた風景は、まるで左半分だけ別の街の写真を貼り付けたように一変してしまったのでありました。
 さてその駄菓子問屋街。もとあった店の多くが廃業あるいは移転した中でこの場に留まったのは「大屋商店」と「村山商店」だけ。致し方ありません。折からの少子化による市場の縮小に加え、後継者のいない都内の駄菓子屋は次々と姿を消してるんですから。小売りが減ったら問屋もやっていけないということです。
 そういう意味でその商業ビルは来たるべき駄菓子産業の滅亡に先だって建てられた巨大な墓石のようにも映るわけですが、どっこいその墓石ビルの1階の片隅にしがみつくように派手なオレンジ色の看板を掲げているのが、我らの「村山商店」。間口は2間、中はせいぜい8畳か10畳程度でしょうか、小ぢんまりとした店です。
 壁一面に色とりどりの駄菓子がひしめき、さらに壁と壁との間に床置きされたスチールの棚には台紙に貼り付いたままのおもちゃ類が危なっかしく重ねてかけられています。狭い通路にまでびっしりと積まれた商品を身体を横にして避けつつ恐る恐る入っていくと、その棚の上段の一角が目指すチープガンの在庫。入り口からはこの一角が死角になっているので、奥まで来てみないと何が置いてあるのかわかりません。
 さて今日はどんな逸品があるものやら。距離にしたら入り口からわずか2~3mばかりのこの通路を抜けていく時間が、チープガン漁りをしていて最もワクワクする時間です。とはいえ昨今はめぼしいものが無くて当たり前、何か一つでも買って帰れる新作があればそれこそ宝くじにでも当たったように浮き足立つものです。
 えぇ、この暮れにも足を運びました。お正月前だったせいか、「大屋商店」と合わせて逸品が3つ。いいお年玉になりましたよ。
 そちらをご紹介する機会はまたずっと先に譲ることとして、次週から4回にわたってチープガンの愉しみを長々と綴っていこうと思います。
  

Posted by こたに大将 at 00:02Comments(1)銃エッセイ